2017年3月15日水曜日

【私のアトピー治療記06】ステロイド軟膏との良好な関係

こんにちは。
mitinecoです。

前回の記事では、
ステロイド軟膏の薬の説明と、

医者に貰ったステロイドを塗っているのに、
なぜアトピーが治らない人がいるのか?
ということを紹介してきました。

今回の記事では、
ステロイド軟膏で治療するときに
どうすればアトピーを治せるのか?

ということを書いていきます!





その前に少しだけおさらいをしましょう。
(おさらい)__________

ステロイド軟膏の効果と注意点
・ステロイド軟膏は酷い肌を治すために有効な薬です。
・皮膚が薄くなったり、毛細血管拡張されたりするかも。
・皮膚の感染症に弱くなるかも。

薬の具体的な効果や注意点を詳しく知りたい方は、
前回の記事を参考にして下さい。

https://ecousatomitineco.blogspot.jp/2017/03/blog-post_14.html

(ここまで)__________



【ステロイド軟膏での治療】


おさらいにて書きましたが、
ステロイド軟膏は酷い肌を治すために有効な薬です。

どういう風に有効かという説明からしましょう。


ステロイド軟膏を使うと、
皮膚のターンオーバーを促進することができます。

皮膚細胞は誕生から14日間は
角化しながら代謝活動を行います。

その後、細胞核を失い死細胞となり、
肌表面のバリアーとして14日間残ります。

合計28日経過すると、
垢として自然と剥がれていきます。


ステロイド軟膏には、
このターンオーバーを早める効果があります。

(アトピー性皮膚炎とは慢性的な皮膚の炎症です。)
炎症を起こしてしまっている皮膚細胞を
短期間で新しい細胞に入れ替えたり、

掻きむしってバリアーの剥がれてしまった皮膚に、
短期間でバリアーを構築します。


しかしながら、注意点もあります。

皮膚が炎症を起こした根本的な原因が
そのまま放置されていると、せっかくできた
新しい皮膚細胞も炎症を起こしてしまいます。

再び炎症による痒みが起きてしまい
また掻きむしってしまうため、
結果としてアトピーが治りません。


さらに、薬を使い続けていると、
次第に体が薬に慣れてしまうため、
薬の効果が出にくくなってしまいます。

アトピーを治すために
ステロイド軟膏を使用する場合には

元凶となった根本的な原因も一緒に
治さなくてはなりません。



【ステロイド軟膏のイメージ】

こちらの章では、私が個人的に考えている
ステロイド軟膏のイメージを紹介していきます。
(あくまで私の勝手なイメージです

2つのイメージ図で説明しましょう。

左が正常な状態の肌です。
右がステロイド軟膏を塗った肌です。

正常な肌
ステロイドを塗った肌

右の図では中心の3列に
ステロイド軟膏を塗った場合ですね。



ステロイド軟膏が塗られた部分は
細胞の成長が早くなります。

こんな風に、若い細胞を表面近くまで
どんどん生産して肌を修復するイメージです。


ステロイド軟膏を塗っていない部分は
死細胞となってからしばらくしないと
表面まで肌が揃いません。

ステロイド軟膏を塗ることで、
白く囲ったエリアのようになり、

細胞がどんどん押し出されて、
少ない日数でフラットな肌になります。

おかげで傷の治りが早くなるのですが、
意外な注意点があります。


ステロイド軟膏で短期的に作った肌は、
肌表面の死細胞のバリアが薄くなります。

炎症が治まっていなくて
掻きむしってしまうと、

表面の死細胞が数枚剥がれただけでも、
直ぐにえぐれてしまうのです。

ほんのちょっと掻いただけで
ベリっとえぐれますから、、、
(経験談)

つまり、

ステロイド軟膏を常用している人の肌は
見た目以上にデリケートなのです。



【根本的な原因を探そう!】

そろそろステロイド軟膏について、
イメージが掴めてきたのではありませんか?

ステロイド軟膏の効果は
あくまで肌を早く作るだけです。

アトピー性皮膚炎を治すには、
根底にある炎症の原因を
解決しなくてはなりません!

では、
いったい何が原因になるのでしょうか?
実は原因は貴方自身の生活にあります。

主に原因となるのは

・食事の乱れ(悪い油、食物繊維不足など)
・運動不足などの代謝不善
・精神的ストレス
・肌へのダメージ

でしょうか。
簡単に申し上げますと、

体に良いものを適量食べること。
(食べ過ぎに注意してください)

適度に運動したり、趣味をしたりして
ストレスを発散すること。

勢いの強いシャワーや強い洗剤を避けて
肌へのダメージを減らすこと。


この辺は重要度が高いので、
少し順番を繰り上げて早めに
書いていきましょうか。

それぞれ大切な話になるため
一つ一つ詳しく記事にまとめるので

今回はここまでとします。
よければこちらも御覧ください。

https://ecousatomitineco.blogspot.jp/2017/02/blog-post_27.html


最後まで読んで下さいました方へ、
どうも有り難う御座います。
皆様の健康を心から祈っております。

とりあえず書こうと思っている内容
(すぐ思いついたものなので少し変わるかもしれません)

 ・自己紹介
 ・ビタミンCとお風呂
 ・薬(プロトピック)
ー>薬(ステロイド)
 ・保湿(ワセリン)
 ・保湿(保湿クリーム)
 ・保湿と乾燥、それぞれのメリットデメリット
 ・炎症、汗、体温、運動
 ・食事で意識すること
 ・腸内環境について
 ・その他アレルギーとアトピーとの関係
 ・肝臓(たんぱく質)
 ・ストレスとアトピー
 ・血流や体温


mitineco

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